小学館特製オリジナルビデオ
仮面ライダー龍騎ハイパーバトルビデオ
龍騎VS仮面ライダーアギト
このページは、小学館の雑誌「てれびくん」「楽しい幼稚園」などで、全員プレゼントとして配布されたオリジナルビデオ「仮面ライダー龍騎ハイパーバトルビデオ 龍騎VS仮面ライダーアギト」のレビューページです。
いつものコラムと違い、TV本編のように誰しもが見る機会のある物ではなく、また現在となっては入手困難な品物のため、あえてビデオ全般の流れを書き出してその合間に感想を入れる方式にしています。
いつもながら内容に関してネタバレになりますので、これから見る予定の方で内容を先に知りたくない方は見ないようにしてくださいね。
画面狭しとうごめくミラーモンスターの群…そしてその奥から現れる異形の影…我々は!知っている!この影を!この6枚角を持った戦士のことを!!
『来い…来い…!仮面ライダーを名乗りし者達…次にこのミラクルワールドに入ったそのときこそお前達は幻と化す…お前達の最後だ!!』
深夜のOREジャーナル。誰もいないはずの編集室から、不気味に聞こえてくる唸り声…その声の主は…
「うぅん…はっ!!すいません、今すぐやりますから!! (よだれをぬぐいつつ)
…ってなんだ、編集長かと思った。」
って、真司のいびきかよ!こんな夜中に何やってんだ!!残業?
「やあ、俺は城戸真司、仮面ライダー龍騎。」
なぜに自己紹介?!
「最近ライダーもかなり増えてさ、今整理してる所なんだよね。これこれ。」
と、指さすパソコンには「仮面ライダー図鑑」と書かれた画面。ふーん、結構まめなのね…って、まだ7人しか出てきてない(この時点で)のにかなり増えてって…整理するほどのことか?しかもTOPにはばっちり龍騎の決めポーズの写真が!!誰がいつこの写真を撮ったんだ!…と疑問に思う間もなく、
ヒュィィィィィィィィィ…ン
なんかいつもと違う音だけど、モンスターの反応が!!編集部を飛び出す真司!
夜の街を駆け抜け、気配のあるビルの前でデッキを差し出す!!おお?!ちゃんとTVとおなじ合成でVバックルが出てきた!!すげえ!去年(アギトのビデオ)までは特撮部分が怪しかったものだが…
「変身!」「おっしゃあ!!」
ガラスの中に突っ込む龍騎。ところが、抜け出た先はミラーホールではなくすでに反転した別世界。
「あ、あれ?ライドシューター無いよ…おかしいな…まいっか。」
いいのかよ!
「やっぱなんか変なんだよね〜おかしいな…」などと悩みながら龍騎が廃工場の中をふらふら歩いていると…
「うわっ?であ!わあっ!!」突然大量にわいて出たモンスター達に襲われる龍騎!!
「いって〜うお!?なんか一杯いるけど…やっちゃうぞ!!」
をを?今日の龍騎はやる気がいつもと違うぞ?!次々とモンスターをなぎ倒す龍騎。しかし所詮は多勢に無勢。あわやモンスター達に囲まれた、その時!突然の銃撃が龍騎を救った!!
その攻撃の主は…マグナバイザーを構えた、仮面ライダーゾルダ!!
続いて、ウィングランサーとダークバイザーの2刀流で登場!仮面ライダーナイト!
そしていきなりキックをかまして現れたのは…仮面ライダー王蛇!
「スマン龍騎、遅くなった。」
?何故蓮が謝るの?
「大丈夫か、龍騎」
北岡さん、アンタ何さわやかなフリしてるんですか。
「俺達がついている。」
あ、浅倉?お前、何を言い出すんだ?!
「へ?みんな…なんか変だよ?あっ!大体浅倉!お前悪い奴じゃなかったのかよ!!」
真ちゃん、もっともな意見だが…なにげに酷いこと言ってるな、君(笑)一応ちょっと前までは浅倉を改心させようとかしてたじゃん。
「なにを言ってるんだ!龍騎!!俺達の使命を…忘れたのか?」
何故そんなにわざとらしいしゃべり方をする、浅倉…
「俺達は人間の…」
「自由と!」
「平和を守る!!」
「「「仮面ライダーだ!!」」」(3人揃って決めポーズ)
「…………え?」
「みんな!いくぞぉぉ!!」
「「おう!!」」
うわ、なんかむっちゃ殺る気満々だよ、この人達。
ぽつーん。
一人呆気にとられてそれを見送る龍騎。そりゃそうだわな。本編とはまるで別人だもん。
「な〜ンかみんな変なんだよな。まいっか。」
「おっしゃ!俺も戦うぞ!!」
いいのかよ!!
等と突っ込んでるうちにライダー連合軍とモンスター軍団とのバトルが開始された!!次々とモンスターを蹴散らすライダー達…その時!!突如巻き起こる大爆発!!吹っ飛ばされた龍騎が見た物は…
赤き異形の戦士…仮面ライダーアギト・バーニングフォーム!!
「来たな!ライダーども!!このミラクルワールドの塵となれ!!」
「何もんだ!」
「あれは仮面ライダーアギト…」
おお、蓮ちゃん物知り〜ってなぜアギトが龍騎の世界に??しかも声翔一と違うし。
「仮面ライダーアギト?あいつも仮面ライダーなのか!?」
「ミラクルワールドの、真の支配者だよ!」
「え?ミラ、ミラクルワールド????」
だから何でそんなさわやかな説明口調なんだ!北岡!しかもミラーワールドじゃなくて、ミラクルワールド?どうやら龍騎、いつもと別の世界に入り込んでしまった模様。
「地獄に堕ちろ、ライダーども!!」
そんなやりとりをしている間に、バーニングフォームの必殺技、バーニングボンバーが炸裂!!すさまじい火球に、またもや吹き飛ぶ4人!!このままやられてしまうのか?!
「死ね!」
その時!!謎の影がバーニングフォームの動きを止めた!!その姿は…金色の角を持つ、黒き戦士!
「あ、あなたは?」
「俺は仮面ライダーアギト。」
ア、アギトが二人?今度出てきたのはグランドフォームのアギト。と言うことは…こっちの方が弱いじゃん。(苦笑)どうせ着ぐるみを違うのにするんなら、シャイニングフォームにすれば良かったのに…
「え?アギト?だって、あいつもアギトでしょ???」
「奴は俺であって俺でない。ミラクルワールドの作り出した…幻なんだ」
「なにを〜」
「そうか!この偽物野郎!!」
納得はやっ!!!
「地獄に落ちるのはお前だ!
「俺達を誰だと思っている!」
「俺達は…人間の!自由と平和を守る…」(なぜかくるっと一回転する王蛇。)
「「「「「仮面ライダーだ!!」」」」」
今度は五人揃って決めポーズ!
「行くぞみんな!!」
「「「「おう!!」」」」
再開されるライダーズ対、バーニングフォーム率いるモンスター軍団!!龍騎達がモンスター達を蹴散らす中、火蓋を切るアギト対アギト、幻の対決!!一瞬の隙をついてグランドアギトがバーニングアギトの腕を取った!!
「いまだ!!」
「ようし!!」
五人のライダーがカードを抜き、ベントイン!!
「ファイナルベント」×5!!
飛翔斬!!
ベノクラッシュ!!
エンド・オブ・ワールド!
次々炸裂する必殺技に、モンスター軍団全滅!!
そして偽アギトに突っ込むドラゴンライダーキック!!
「だああ!!」
しかしとっさにバーニングボンバーを放ち、ドラゴンライダーキックの威力を相殺するバーニングフォーム。キックは入ったものの、まだ立ち上がってきた!!
「おのれ…」
「あれ…ファイナルベントが効かない…」
「龍騎!力を合わせて奴を倒すぞ!!」
「はい!!」
グランドフォームがホーンクラウン展開!!足下にはお馴染み、アギトの紋章が…
「はぁぁぁぁぁ!!」
「おーすっげ〜…こうか?」
見よう見まねでやってみる龍騎。すると、何故か龍騎の足下にも龍騎の紋章が!(笑)
「「ダブルライダーキック!!」」
「ぐわぁぁぁあ…!!」
どっっかぁっぁぁぁぁんん!!!
ついに悪のバーニングフォームは敗れ去った!!
駆け寄ってくる他の3人。
「龍騎」「龍騎」「龍騎」
「龍騎……やったな。」
「はい!!」
そういえば何で敬語なんだろう?
「龍騎…これからも力を合わせて、戦おう。」「蓮…」
イヤ、本物の蓮はきっとこんなこと言わないぞ。
「人の自由と、平和のためにな。」「北岡さん。」
アンタが言うとすげえ嘘臭いんだが…
「俺達は仲間だ…ずっとな」「浅倉!!」
何でそんなにノリノリなんだ、浅倉!!
「「「お前と出会えて…俺達は幸せだ!!」」」
「みんな!!」
ばばっ!(ポーズ)
「「「「「俺達は!!仮面ライダーだ!!」」」」」

《五人揃って決めポーズ》
「おれたちは…かめんらいだーだ…」
「いー加減にしろ!」
と蓮に叩かれて真司が目を覚ましたのは花鶏(あとり)の一階。…夢オチかよ!!
「あ…れん。」
「いつまでそんなところで寝てるんだ。」
「ちからをあわせてたたかおーな。」
「…何を言ってるんだ。」
真ちゃん、まだ寝ぼけてます。
「ずーとなかまだよ」
「何で俺とお前が仲間なんだ。」
「あれ?だって…人の平和と自由に為にって…さっき。」
「言ってることがよくわからんな。」
あ、ちょっと目が覚めたかな?
「あれ?…そういえば北岡さんと浅倉は?」
「何で北岡と浅倉がここに居るんだ。」
「ああ、あと…あれ。仮面ライダーアギト。」
アギトのポーズを決める真司。シャキン!まだミラクルワールドへ行ったままですよ、この人。
「(苦笑)そうぜつな寝ぼけ方だな。」
それにいちいち付き合うアンタも相当暇だな…つーか、何で始終笑い顔なんだ、蓮。
「みんな…どこいったんだよ〜みんな俺に出会えて幸せだって言ったじゃんかよ〜」
花鶏の中をうろうろ探し回る真司。寝ぼけてなきゃ、ヤバイ人みたいです。
「なあ蓮。言ってたよな。」
「ああ、言ってたよ。」
「だろ?」
「みんなお前とさえ出会わなければ幸せだったってな。」
「???にゃんだと?!」
流石に目が覚めたのか、何故かアギトのポーズで威嚇する真司。何故かそのたびに「シャキン!」と鳴る右手(苦笑)
「それより、この作りかけのライダー図鑑だかなんだか。もういいのか。」
あ、気になってたんだ。
「ああ…これね。今やるよ。」
「全く、いい加減な奴だ…相変わらずお前はなーんでも中途半端な奴だ。」
そこまでいい加減ではなかったと思うが…
「だから今やるって言ってンだろ…。」
「おい蓮!」
「なんだ?」
なぜか半笑いの蓮。呼ばれたのが嬉しそうに見えるんですけど。
「力を合わせて…これ、一緒に作ろうよ。
「バカか、お前は…」
「おい蓮!仲間だろ…」
「知るか…。」
等と漫才をやってるうちに、カメラはパソコンの画面に。龍騎の写真ナメて…
ジャーンジャジャジャジャジャッジャーン♪タッタッタッタタタッタッタ!!
Alive a lifeをバックに、名場面集でこのお話はお終い!!
そんなわけで「龍騎VS仮面ライダーアギト」、いかがだったでしょうか。
時間にして10分弱ほどの短い作品ですが、その濃い内容には正直驚きました。この全プレ企画、実は毎年夏から秋頃に行われていまして、クウガ、アギト、龍騎と続く平成ライダーそれぞれにオリジナルビデオが存在します。
毎年応募してるんですが(苦笑)前2年と比べて今年の龍騎は内容的にも映像的にも本編と遜色ない出来で、短時間というハンディをあえて低年齢層に合わせたコメディ色の強い内容にすることで、本編の設定を崩すことなく、非常に完成された作品に仕上がっています。
私見ながら、内容的にイマイチだったスペシャルよりも面白かったです。是非機会があれば実際に見てください。