DXウォンタイガー




「飛翔剣・木端微塵!!」

■DX ウォンタイガー■
 1993年発売 発売時定価6500円。
 白虎をモチーフとしたダイレンジャーの二号ロボ。「DX」カテゴリーでの発売であり、前年のドラゴンシーザーと同様、発光とサウンドギミックを内蔵している。
 単体で気伝獣形態からロボット形態・気伝武人への変形が可能。これにより、単体商品としてのプレイバリューが前年度より上昇している。さらに、星獅子、星天馬、星麒麟、星鳳凰の四体の気伝獣と合体する事により、巨大武人・牙大王となるギミックを劇中同様に再現できる。(単3電池2本使用)

 戦隊二号ロボとして初の「分解しなくても合体できる二号ロボ」であり、先発の商品と組み合わせて別パターンの合体を作り出すことが出来るというのは前年度のドラゴンシーザー(剛竜神)を意識した物だといえる。ただし、大連王にウォンタイガーを加えたいわゆる「スーパー合体」形態は存在しないので、その点では前年度と比べ合体パターンは増えていないと見る向きもある。賛否両論はあるが、各形態に破綻がないのは無理に変形パターンを増やさなくて正解であった証明であろう。

 バリエーションとして、一号ロボDX大連王とのセット箱「気伝獣超合体セット(15480円)」が発売されている。また、海外展開による「POWER RANGERS(パワーレンジャー)」版・WHITE TIGERZORD(ホワイトタイガーゾード)も存在する。



キバレンジャーのミニ人形が付属。予備を含めて二つ入っている。
大連王のミニ人形は全て同じ形だったが、こちらは新造形の物。


■気伝獣 ウォンタイガー■
 全長48メートル、重量150トン。 最高速度185km/h。
 21話より登場。六人目の戦士、キバレンジャーの操る気伝獣。ダイレンジャー五人の気力を集めて誕生した、新しい6番目の気伝獣。「気伝招来!ウォンタイガー」のかけ声で現れる。気力で音=声を操る。必殺技は吼え声を増幅させて放つ「吼新星大咆哮」。虎の形から、人の形の気伝武人へと変化することが出来る。

 二号ロボにして正統派の動物メカが登場。ポジション的には前年度のドラゴンシーザーと似ているが、龍星王同様、単体でロボットになる事が出来る。ELユニットによるライト&サウンドギミックを内蔵。ボディには独特の石目調(大理石風)模様が成形されており、独自の高級感を引き立てている。 



付属のミニフィギュアを頭部に乗せることが出来る。



顎は開閉可能。頭の上にある二つのスイッチを押すことで
口内の宝玉が発光、それぞれに対応したサウンドが鳴る。
@で吼え声、Aで気力(必殺技)サウンド。



口の中には気伝宝珠がセットされており、内部のLEDが発光。



気伝宝珠は7種類。日〜土までの曜日に対応した文字が書かれており、
口内、両前足、後ろ足にそれぞれつけることが出来る。
装着位置は特に指定はなく、好みで入れ替えることが出来る。


〜ウォンタイガー、武人変化!!〜



まず尻尾=黄金剣を分離。



胴体後部を後ろ側に移動。



後ろ足を上に回転させ、折り畳んだ状態で下にスライド。



両足ともに変形させる。



本体を起きあがらせ、上半身を90°倒す。



前足のつま先を上にあげ、肘から下を90°回転。



気伝武人の頭部を起こし、変形完了!!

■気伝武人 ウォンタイガー■
 全高46.5メートル、重量150トン。
 気伝獣・ウォンタイガーが「ウォンタイガー・武人変化」のかけ声で変化した武人形態。尻尾が変化した黄金剣と、7つの気力技「虎の子大秘術」を駆使して戦う。天空気殿と合体し、牙連王に合体する。その際には龍星王同様に、中心となって他の気伝獣を装着する。

 ライト&サウンドユニット搭載とあって、それほど複雑な変形はしないものの、その分安定した仕上がりとなっている。スマートな龍星王と比べてボリュームもあり、2号ロボとして大連王と並べても遜色のない大きさ。ちなみに、名称は「牙・大・王」を逆から読んだもの。



頭部、及び胸部にミニフィギュアを立たせることが出来る。
しかし残念ながら中に乗り込ませることは出来ない。



黄金剣を装備。もちろんこの形態でもライト&サウンドギミックは使用可能。



気伝武人・龍星王と。



大連王と。



そして大連王を形成する4体の気伝獣がウォンタイガーと合体。
〜新星合体!牙大王!!〜



ウォンタイガーの肩を引き出し、胸部の幅を広げる。
肩アーマーを左右に倒す。



つま先を下に伸ばし、スネ部を気伝獣形態の位置まで移動。



星天馬、星麒麟は大連王と同じ合体形態に変形。



ウォンタイガーの足(正確には気伝獣時の後ろ足)を星天馬、星麒麟に押し込む。



星獅子は本体上部、脚部、兜に分解。兜は使わないため余剰となる。



星獅子の脚部をウォンタイガーの肩ジョイントに差し込み、
背中に星獅子の本体を装着。



ウォンタイガー後頭部のマスクを180°回転させ…



冠部分を上にスライド。


星鳳凰はウォンタイガーに付属の飛翔剣台座を本体の裏にセット。



単体で見ると脚に見えるように工夫されている。
なお、この台座の設定は玩具オリジナル。



台座部分で拳を挟むように持たせ、星鳳凰の翼を畳む。

■牙連王■
全高:63メートル、重量:336トン。
 第22話にて初合体。ウォンタイガーと天空気殿(4大気伝獣)が「新星合体」した巨大武人。ウォンタイガーを中心に、星獅子が背中と両腕に、星天馬と星麒麟が両足に、星鳳凰が武器である飛翔剣に変形合体する。
大連王よりパワーは劣るものの、気力は大連王を上回る。必殺技“飛翔剣・木端微塵”は、胸の気伝宝珠から発した気力により、飛翔剣=星鳳凰を飛ばし、炎となった星鳳凰で敵を粉砕する。

 大連王と多くのパーツを共用する牙大王だが、パーツの配置やカラーリングにより大連王とのデザイン上の差別化が図られている。特に星鳳凰自体を武器として見立てるアイデアは秀逸で、劇中映像(必殺技の演出)でも効果的に使われた。



飛翔剣。
合体メカのうち丸々一つが武器になるのは非常に珍しい。



こちらも特に指定はないが、背中にはミニフィギュアを搭乗させることが出来る。
もちろん前(この場合内側)を向いて乗せるのが通だが、その場合
ダイレンジャーの背中だけが覗いているという悲しい事態に…



龍星王と。
ただでさえデカイ大連王のコアメカが大型化したことでさらに巨大な形態に。
6体合体がないのは不満だが、これ以上の無茶はしなくて正解だったといえる。
だが、6体合体は無理でも7体合体なら可能としてしまうのが
ダイレンジャーの恐ろしいところであり…(続く)


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