星獣戦隊ギンガマン

■作品解説■
放映期間:
1998(平成10)年2月22日〜1999(平成11)年2月14日(全50話)/オリジナルビデオ2作品


「ギンガマン!それは、勇気ある者のみに許された名誉ある銀河戦士の称号である!

 3000年前、封印の玉により海底に封印された宇宙海賊バルバンが突然の地震の影響で復活。魔獣ダイタニクスを蘇らせ、地球を滅ぼして巨大な宝石に変えようと活動を開始した。「ギンガの森」に住む、バルバンを封印した伝説の勇者達の子孫、133代目の星獣剣の戦士達は、星を守る神秘の獣・星獣たちの力を得て、ギンガマンへと転生。地球の自然から与えられた力・アースと、星獣パワーを使い、生きるもの全ての命を守るために、ゼイハブ率いるバルバンの魔人たちと戦うのだった!
「銀河を貫く伝説の刃!星獣戦隊ギンガマン!!」「銀河炸裂!!」


 スーパー戦隊第20弾。(ゴレンジャーからだと22作目)
 3年ぶりの非メカニック系戦隊となった本作品は、アースと呼ばれる神秘の力と、星獣剣を使って戦う正統派ファンタジー要素に、星自身が生んだとされる神秘の動物、星獣の設定を盛り込み、宇宙へと広がる壮大なストーリーを構築した快作。主人公たち5人は「ギンガの森」と呼ばれる一般社会から隔絶された場所の出身であり、地球の自然と共に生き、その恩恵を尊重する民として描かれ、普段は乗馬クラブに住み込み、移動手段も馬、協力者であるモークやボックは植物の精霊であるなど、当時注目されつつあった自然回帰、エコロジーなどを前面に押し出した設定が特長。大自然の写し身である星獣との絆を、アピールするため、当初はロボットを出さずに、星獣のままで一年間戦いとおすというアイデアも存在した。

 ドラマ面では多種多様化しつつあった戦隊シリーズの原点回帰という意味も込めて、シリアス面を強調。第一話から兄・ヒュウガの遺志をついでギンガマンとなるギンガレッド・リョウマのドラマが描かれ、戦いの熾烈さと使命の重要性を強調した。ヒュウガ復活後も、ゼイハブを倒すためにあえて袂を分かつヒュウガ、ギンガマンと行動を別とする兄に苦悩するリョウマの姿など、兄弟の絆を主軸としたストーリーの推移も注目したい。
 6人目の戦士はバルバンに復讐を誓う黒騎士ブルブラック。当初は人間体を持たない、異星の戦士としての登場であったが、物語中盤に退場し、その力と姿は復活したヒュウガに受け継がれた。追加戦士が途中で入れ替わるという非常に珍しいパターンとなっている。
 また、敵組織であるバルバンは徹底的に相容れない悪として描かれ、ギンガマン側も、敵組織の事情や個々の怪人・幹部に深く関わることはほとんどなく、「大自然を汚す倒すべき悪」という態度を貫いている。例外は番組後半のヒュウガとブクラテスの共闘関係であるが、こちらも基本的には利用し、されるだけのドライな関係であった。ただし、最終的にはこの二人には奇妙な信頼のようなものが芽生えている。(また、40話ではヒカルと魔神デギウスとの間に戦士の友情が芽生えると言うエピソードがある。)
 ナレーションにはベテラン声優の若本規夫氏を起用。その独特の語り口調で、番組の重厚感を増すことに貢献している。2011年現在、タイトルに「マン」が付く最後の作品でもある。


 巨大ロボットは星獣たちが大転生した、銀星獣が5体合体する一号ロボギンガイオー、黒騎士ブルブラックが重星獣ゴウタウラスと巨大化合身する二号ロボブルタウラス。のちに、ギンガイオーは銀河の光で強化され超装光ギンガイオーへとパワーアップできるようになった。一号ロボが合体無しでパワーアップし、一年間続投する例は極めて珍しい。
 さらに、番組後半には三体の鋼星獣が参戦。5台のギガホイールが合体する3号ロボギガライノス、5機のギガウイングが合体する4号ロボギガフェニックス、ギガホイールとギガウイングの母艦となるギガバイタスが登場した。

 また、玩具では超合金ブランドでの復活を記念して、ギンガイオー・ブラックバージョンが発売されている。



結集!5大星獣

DX超合金 星獣合体ギンガイオー(GD-11)

DX超合金 騎獣合身ブルタウラス(GD-12)

銀河大決戦セット

DX超合金 獣陸合体ギガライノス(GD-13)

DX超合金 獣空合体ギガフェニックス(GD-14)

超星獣要塞ギガバイタス(予定)

DX超合金 星獣合体ギンガイオーブラックバージョン(GD-11B)(予定)


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