DX天空合体 ジェットイカロス




「バードニックセイバー!!」

■DX天空合体 ジェットイカロス■
 1991年発売 発売時定価5900円。
 5機の飛行メカが合体してジェットイカロスになるギミックを再現。また、合体方式を変えることで大型の飛行形態、イカロスハーケンになることが出来る。戦隊ロボとしては久々となるパンチの発射ギミックを持ち、武器として必殺剣・バードニックセイバーとウィングシールド、ウィングレーザーが付属する。
 5人のメンバーそれそれに対応し、かつ同系統の5機のメカで構成されること、そしてそれが2パターンに合体する事など、それまでの戦隊ロボットの特徴を集約させた商品であるが、その分パーツ構成やプロポーションなどに未成熟な点が見られる。後に、このコンセプトは2000年の「未来戦隊タイムレンジャー」DXタイムロボに受け継がれ、結実する。
 この商品から、1998年発売のギンガイオーまでの間、一時戦隊ロボからは超合金の表記が消える事となる。

バリエーションとして、DXジェットガルーダとのセット箱「DXグレートイカロス」が存在。



パッケージ。
恒例となっていた箱のスリング(取っ手)は廃止され、
合体説明書もカラーではなく単色印刷の物になっている。



付属するジグソーパズル。40ピースの小さな物。


■ジェットホーク■
 全長29メートル、重量15トン。最高速度マッハ7。
 第1話より登場。5機のジェットマシンの中心となる機体。ジェットマシンとは、ジェットマン5人の乗る特殊戦闘機で、それそれの操縦者の特性が反映された専用機となっている。装甲はバードナイト特殊鋼。第10番惑星を構成する反物質を利用した対消滅エンジンを搭載している。
 ジェットホークはもっともトータルバランスに優れた機体で、レッドホーク・天堂竜が操縦する。武器は二門のプラズマホークキャノン。5〜6秒の連射で高層ビルを全壊させる威力を持つ。ジェットイカロスの頭部・胴体部を構成。



キャノピーはクリアパーツ。
コクピット状のモールドが中に確認できます。



マシン形態時はディスプレイ/コロ走行用のキャリアを取り付けます。

■ジェットコンドル■
 全長35.2メートル、重量20トン。最高速度マッハ10。
 第4話より登場。機首に重力発生装置を持つスピードに優れた機体。ブラックコンドル・結城凱が操縦する。武器は両翼に三門ずつ装備したコンドルバルカン。ジェットホークとの連携攻撃、ダブルジェットビームとして使用した。ジェットイカロスの右脚を構成する。



コクピット。キャノピーはクリアパーツ。
大ざっぱながら、コクピット状のモールドがあります。


■ジェットオウル■
 全長24.9メートル、重量21トン。最高速度マッハ2。
 第4話より登場。イエローオウル・大石雷太が操縦する。武器はオウルスマッシャー。大出力のVTOL機で、機体下に装備した巨大マジックハンドで様々な物を運搬できる。劇中では岩石落としに使用。ジェットイカロスの右腕となる。



キャノピーはクリアパーツですが、特に内部のモールドは見られません。


■ジェットスワロー■
 全長24.9メートル、重量14トン。最高速度マッハ8.5。
 第4話より登場。運動性能に優れた機体。ブルースワロー・早坂アコが操縦する。武器は主翼を分離して飛ばすウィングカッター。ジェットイカロスの左腕となる。



オウルと同程度ですがかろうじてシート状のモールドが確認できます。
主翼は設定通り分離してウィングカッター発射を再現可能。

■ジェットスワン■
 全長35.2メートル、重量24トン。最高速度マッハ4。
 第4話より登場。高性能レーダーを装備し、索敵能力に優れる。ホワイトスワン・鹿鳴館香が操縦する。武器は機首の対地用のショックビーム、スワニーパルサー。ただし実戦での使用例はない。ジェットイカロスの左脚を構成する。



五機のジェットマシンが今こそ合体!!
〜合体!スクラムウィング!!〜



ホークの機体からキャリアを外し、垂直尾翼を左右に開きます。



主翼先端を折り込み、そのあと主翼全体を本体に引き込みます。



機首と上面部分を開きます。



ジェットイカロス頭部を出し、機首を折り畳んで本体に収納します。



首をセットします。



コンドル、スワンの変形。
主翼、尾翼を折り畳み、尾翼全体を180°回転させます。



前輪を収納し、機首を収納します。



機首収納部=イカロスの足首部分を引っ張り、アームを伸ばしてから
機体を90°起こし、足首に押し込んで固定します。



主翼を一旦広げ、内側にあるロックを押しながら太股を引き出します。



両脚完成。



オウル、スワロー変形。
それぞれの主翼を取り外します。本体を横に倒し…



機体後部から肩ジョイントを回転させて出します。



機首を収納し、パンチをセット。



ホーク=イカロス胴体部に両脚をセット。



両腕をドッキングして…



合体完了!!
「完成!ジェットイカロス!!」


■ジェットイカロス■
全高52.8メートル、重量:94トン。飛行速度マッハ1。
 第6話より登場。5機のジェットマシンが合体した巨大ロボ。「合体!スクラムウィング!!」の掛け声で、左手のクロスチェンジャー(コレスポンダー)からバードロックを外し、コクピットのコントロールパネルにセットすることで合体を開始。装甲はバードナイト特殊鋼、エンジンはバードニウム製。
 イカロスアックス(斧)、イカロスクラッシャー(巨大分銅)、イカロスマグナ(ハンマー)、ジェットランサー(槍)、ジェットダガー(一対の短剣)、ウィングシールド(盾)、ショットパンチャー(拳)、バードニックセイバー(剣)の、8つの武器を持つ。
 ランサーはダガーと合体させることで三矛状の武器トライランサーとしても使用可能。最強の武器であるバードニックセイバーはバードナイト特殊鋼製で、刀身に対消滅プラズマを放出、空中から一気に敵を切り裂く。

 ジェットマンの1号ロボ、ジェットイカロス。初の“五機の飛行メカから構成される戦隊ロボ”となります。五体のメカが二形態に合体可能(さらに二号ロボとのスーパー合体可)という、ギミックとしては当時の戦隊ロボの一つの到達点と言えますが、各形態で必ず余剰パーツが出る、ロボット形態のプロポーションが破綻しているなど、問題点も多くまだまだ習作の域を出ていないと言えます。
 特に寸胴短足なジェットイカロス形態は今まで比較的劇中イメージに近い戦隊ロボが多かった中では残念な出来。もっとも、このパーツの配分も後のスーパー合体の布石となるわけで、一概に否定は出来ないのですが…個人的にはパンチが収納できさえすれば、文句無かった商品です。 



ジェットオウルの主翼はウィングレーザーとして持たせることが出来ます。(玩具オリジナル武器です。)



ジェットスワローの主翼は折り畳んでウィングシールドに。



ウィングシールド装備。



バードニックセイバー。腕の赤いボタンを押せばパンチが発射します。
パンチギミックが付いたのは1987年のグレートファイブ以来、四年ぶりのこと。



剣、盾を装備。
残念ながらアックスをはじめとする多くの武器は玩具には反映されませんでした。

〜合体!ジェットスクラム!!〜



5機のジェットマシンが、重爆撃機形態へと合体!!



ジェットホークの上面を展開し、側面ブロックを回転させます。



上面と機首を戻し、尾翼を左右に倒します。



コンドル、スワンはイカロスの脚状態から太股を収納し、足首を伸ばして機体下に折り込みます。



コンドル、スワンを横に接続。



オウル、スワローは主翼を外し、肩アーマー部分を上に引き上げます。
さらに上面パネルを上にあげ…



機首を収納して写真の形態に。



ジェットホークの後部にドッキング。



コンドル、スワンをまずセットし、サイドにオウル、スワローをセット。



ホークの機体下にキャリアを取り付け、キャリアの前輪を後ろに起こします。


■イカロスハーケン■
全長43.3メートル、重量:94トン。飛行速度マッハ15。
 第5話より登場。5機のジェットマシンが合体した重爆撃機形態。「合体!ジェットスクラム!!」の掛け声で、バードロックをコクピットのコントロールパネルにセットすることで合体を開始。ジェットホークの後部に4機が接続される形で合体する。全機のエンジンのパワーを直結させることで、マッハ15のスピードで飛行する。機体各部から対消滅プラズマを放出し、機体を燃え上がらせて敵に体当たりする“ジェットフェニックス”が必殺技。

 ロボット形態にしわ寄せが行った分、こちらの方は非常にカッチリとまとまっています。単体ではアンバランスだったジェットホークの頭部分も、この形態のためだと思えば納得できます。やはり不満点は拳(パンチ)やオウル、スワローの主翼が余ってしまう事。慣例として、剣が余るのには抵抗ないんですが、その他で単体メカから合体形態に移行するときにパーツが余るのはやはり気に入らないです。



バックビュー。



「未来戦隊タイムレンジャー」のタイムジェットγ(ガンマ)と。
飛行メカが、ロボと大型戦闘機に合体するコンセプトは
タイムロボに受け継がれ、よりシステマティックに。



2号ロボ、ジェットガルーダと。
地球のメカと裏次元のメカ、二つの世界の力が結集


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DX超弩級 ジェットガルーダ

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