BRAVE合金10 逆転王




「逆転王!見!参!!」

■逆転イッパツマン 作品解説■
 放映期間:1982(昭和57)年2月13日〜1983(昭和58)年3月26日(全58話)
 「待ちに待ってた出番が来たぜ。ここはおまかせ、逆転イッパツマン!」

 時は未来(劇中では1990年とされているが、“今”=放送時より未来なだけでどの程度の未来かは不明)オストアンデル市にオフィスを構えるリース業界トップの業績を誇るタイムリース社は現在・過去・未来へ時間を越え、様々な品物をリースしていた。一方、業界に番手の大手リース企業シャレコーベリース社だが、タイムリース本社のすぐそばにあるオストアンデル北部支部は業績が絶不調に陥っており、業を煮やした同社会長コン・コルドーは、北部支社にタイムリース社の営業妨害を命じる。こうして、オストアンデル北部支社のムンムン支部長、コスイネン部長、キョカンチン課長クリーン悪トリオとなって姑息な営業妨害を開始した。
 しかし、トッキュウザウルスのドライバーである放夢ラン、助手のハル坊にピンチが迫るとき、ハル坊のピンチ通信機を通じて主人公・豪速九が活動開始、それに伴いイッパツマンが参上。「待ちに待ってた出番が来たぜ。ここはおまかせ、逆転イッパツマン!」の口上と共にピンチを救う。
 そして、クリーン悪トリオが繰り出す巨大メカが現れるとき、トッキュウザウルス弾丸ヘッド号と合体、逆転王となって戦うのだ。

 1975年の「タイムボカン」から始まるタツノコプロの人気長寿シリーズ、「タイムボカンシリーズ」第6弾。
 登場人物はサラリーマン、戦いは企業間の業績争いというコンセプトの元、モチーフに野球を取り入れた本作は、いままでのタイムボカンシリーズとは一線を画し、シリアス路線を強調。今までは少年少女だった主役も、年齢を上げ青年に。前半では主役であるイッパツマンの正体が視聴者にも謎にされるなど、物語にもいくつかの伏線はちりばめられ、シリーズに漂いつつあったマンネリ間の打破に成功。中盤では主役イッパツマンが一度は倒されるなど(第31話)「シリーズ初!悪が勝つ」)衝撃的な展開が功を奏し、放送延長されるなど、シリーズ中では「ヤッターマン」に次ぐ人気作となった。
 前作「ヤットデタマン」に続き、スポンサーの要請で巨大ロボ(ここでは人型ロボという意味)が活躍。前半では逆転王、後半では三冠王と、当時まだ珍しかった主役ロボの交代が行われ、これも本作の大きな特徴となっている。


BRAVE合金シリーズ10/逆転イッパツマン 逆転王■
 2007年9月27日発売 発売時定価20790円(税込み)。
 シーエムズコーポレーションBRAVE合金シリーズ第10弾。タイムボカンシリーズ第6弾「逆転イッパツマン」より前半主役メカ・逆転王を商品化。トッキュウザウルスから逆転王への変形、そして弾丸ヘッド号との合体を完全再現。カーゴユニット・武装や替えの手首を含めたオプションパーツ、敵メカであるシャレコウベバギーも同スケールで付属。さらに、発売予定の次作・BRAVE合金11三冠王と組み合わせることで実現するシークレットギミックが備わっているとのこと。
 限定版として10月下旬に一部メタリックカラーに塗装・成形色を変更・メッキ部分を増やした「リミテッドバージョン」が数量限定で発売された。



パッケージ



セット内容。
右は付属品&ビス穴埋めパーツ。


「トッキュー トッキュー トッキュー パォパォー ザウルス出勤パォー♪」

■トッキュウザウルス■
 全高15メートル 重量70トン。
 第一話から登場。恐竜型リース品運搬メカ。メインパイロットは放夢ラン(ほうむらん)。助手のハル坊、サポートロボット2−3(ツースリー)と共に頭部のコクピットに乗り込み、タイム高速道路を通ってワープ。どんな時代にも迅速にリース品を届ける。
しっぽにはカーゴユニット・トッキュウトレーラーが繋がれており、オーダーのあったリース品は卵形コンテナに収納、トレーラーに積んで運送する。乗り降りは口を開いて伸びる昇降用エスカレーター、もしくは目の部分のハッチから行う。キャノピーに対戦車ライフルやバズーカを受けてもびくともしないなど非常に頑丈で、乗務員の安全性は高い。



サイドビュー



バックビュー。



腕は可動式。劇中ではほぼ動かすことはありませんでしたが…



カーゴユニット・トッキュウトレーラー




カーゴユニットは上面を開き、卵形コンテナを乗せることが出来ます。
(くぼみに合わせて立てかけているだけで固定はされません)



トッキュウザウルスの尻尾の尾ビレにトレーラーのバーを引っかけます。



トレーラー牽引状態。



バックビュー。
ストーリー中ではこの状態がデフォルトと言ってよいでしょう。



コンテナは中央のラインで分割でき、中に小物を収納できます。



キャノピーはクリアパーツ。
コクピットにはラン、ハル坊、2−3が搭乗しています。
頭部のパーツの合いが悪かったのでこの後接着しました。



頭頂部のヒレを押し込むと、目玉が飛びだし…ではなく、
コクピットハッチが開きます。



口を開き、内側のジョイントにエスカレーターをセット。



昇降時の状態を再現できます。



ラン・ハル坊・2−3。
流石に最低限の塗装しかされておらず、造形も全然ですが
ここまで再現しようとする気概を買いたいですね。
ちなみにこれは前述の頭部の合いが悪くて外れたので撮影しただけで、
本来固定されている物なので注意。




“いつか逆転してやるからな〜っ!”

■シャレコウベバギー■
 第一話から登場。クリーン悪トリオの移動用メインメカ。自力でタイムワープする機能が備わっていないのでタイム落とし穴と言う時空通路を使って時空移動する。武装は上部に装備したマシンガンだが、イッパツマンには通用せず、戦闘力には乏しいと言わざるをえない。ゆえに、ピンチになるとコクピットを分離し、巨大メカ工房マシンフレンドから配送されるメカ(番組前半はレスラーメカとよばれるメカ群)の頭部に合体して戦う。ちなみに、やられるとシリーズおなじみのドクロ雲がわき上がる。



サイドビュー/シャーシ部分とコクピットは分離が可能。



コクピット
小さいながらもよくできています。
欲を言えばマシンガンが外れればよかったんですが
なくしそうだし、これでよかったかな?


“あ、あれは?鳥だ!飛行機だ!イッパツマンだぁ〜っ!”


■弾丸ヘッド号■
 全長8メートル 重量8トン。 最高速度 マッハ18。
 第一話から登場。イッパツマン専用メカ。タイムリース社本社ビルから地下深く降りた海底にある秘密基地・ホームベーサーから出撃する。出撃時はイッパツマン搭乗後、ホームベーサーに備えられた巨大な大砲に弾丸ヘッド号が装填され、撃ち出されることで発進。ホームベーサーの大砲は二門あり、一門は時間移動を伴わない移動用、もう一門は時空移動用の次元砲となっている。
 イッパツマンは弾丸ヘッド号から飛来し、クリーン三悪と戦い、ピンチになると再び搭乗、トッキュウザウルス(の腕と胸部分)に合体し逆転王となる。



サイドビュー/裏面
ブースターの下から着陸脚が伸びています。裏面はそのまま逆転王の顔に。



キャノピー内にはイッパツマン?らしき人形が搭乗。



各メカ大きさ比較。
こうしてみるとシャレコウベバギーがかなり小さく感じます。
もっとも、劇中でも大きさはアバウトでしたが…



イッパツマンからの信号を受け、トッキュウザウルス変型開始!



ちゃーちゃらちゃーちゃちゃー♪
まずトッキュウザウルスの胴体と首カバー部のジョイントを外し、
頭部から背中の部分を後ろに倒します。



トッキュウザウルスの胴体部分を上に引き抜くように分離。
残ったトッキュウザウルスのパーツは後ほど。



トッキュウザウルスの腕・胴体部分。



背中側に折り畳まれていた脚部を伸ばし、足首を曲げます。



両腕を大きく横に開き、胴体カバーを左右に分割。



そのまま背中側にカバーを回転させます。



劇中シークエンスを再現するため、腕を上げずに紹介していますが、
解説書では上の写真のように肩関節から胴体上面に上げるように指示されています。
一応そこまで上げなくてもカバーは干渉せずに回転できますのでやりやすい方法でやればよいと思います。



胴体カバーを上にスライドさせます。
○で囲んだ部分のロックパーツにより、カバーが固定されます。



カバーの正面パネルをどんでん返しの要領でひっくり返し、マークがない方を表に。
(本来はカバーを開く前にマークが消えるのですが構造上、それは出来なくなっています。)



バックパック内からウイングを引き出し、ノズルを起こします。



バックパックはこの状態に。



上腕の左右を開き、トッキュウザウルスの爪を内側に収納、
入れ違いで逆転王の拳を出します。



かなり拳の入れ替えはタイトなため、無理にすると手首ジョイントの破損などに繋がります。
クリアランスが狭く、指で取り出しにくい場合は平たく硬い道具(パーツを傷つけないため)などで
拳を押すようにして回転させた方がよいと思います。



胴体部分完成。



イッパツマンを乗せ、弾丸ヘッド号が飛来!!



ヘッド号のノズル部分を胴体部のジョイントに差し込みます。



この状態に。



頭部を180度回転させ、逆転王に合体完了!!



「逆転王!!見!参!!」


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